セミリタイアは20代で可能なのかシュミレーションしてみた


セミリタイアやサイドFIREなど労働を減らして生活を送る場合、ある程度の貯金や資産が必要となってきます。

20代といえば学校を卒業し、社会に出てまだ間もない年代。

学生時代に相当貯金をしていれば別ですが、ほとんどの人はあまり貯金がない状態だと思います。

そんな状態から20代のうちにセミリタイアを達成することは可能なのかを確かめるため、詳しくシュミレーションをしてみました!

  • 20代のうちにセミリタイアしたい
  • 20代でセミリタイアするにはいくら資産が必要なのか目安が知りたい
  • セミリタイアしたいけど20代で達成可能なのか知りたい

といった方の参考となる記事になっているのでぜひ最後までご覧ください(^^)

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20代でセミリタイア(サイドFIRE)は不可能ではない

まず、セミリタイアは週5日1日8時間働くフルタイム労働ではなく、週2・3日あるいは1日3時間などと言った「少しだけ働く」スタイルです。

そのため現在貯金がなくても、質素な生活を送り必要最低限の生活費を稼げる環境があればすぐにでも実現は可能です。

ですが、それではその日暮らしの生活となり、もし仕事がなくなったり予想だにしなかった出費があればすぐに破綻してしまいます。

そんな状態で過ごすことになれば毎日お金の心配が尽きず不安なセミリタイア生活を過ごすこととなるため、ある程度貯金や資産を増やしてからセミリタイアをするのが安心です。

また、ただ貯金するだけではお金が増えませんが、投資で資産運用をすると「お金がお金を産み出してくれる」のでセミリタイア達成までの期間を短くすることもできます。

セミリタイア資金をいくら貯めていくら運用をするかはその人がどんなセミリタイア生活を送りたいかによって変わってきますが、今回は22〜29歳の8年間である程度実現可能な「500万・1000万・2000万・3000万」を貯めて、その後「その金額でセミリタイアするとどんな生活スタイルになるのか?」についてシュミレーションをしてみました。

このシュミレーションでは、全て想定利回り(年率)5%、積立期間8年として計算しており、投資で掛かる税金等は考慮していません。

以下記事で紹介するのはあくまでシュミレーション上の結果なので、参考程度に留めて楽しんでいただけると幸いです(^^)

※以下記事で利用したシュミレーションには、金融庁の資産運用シミュレーションサイトとアセットマネジメントOneの資産運用かんたんシミュレーションを利用しています。

資産500万円でセミリタイアする場合

500万円でセミリタイアを目指す場合は、毎月4万3千円を投資へ回すと最低8年で500万円が貯まる計算となります。

毎月4万3千円なら節約を頑張れば十分現実可能な数字です。

もし4万3千円が厳しいようであればボーナスを回すこともできますし、昇給するに従って貯金や投資へ回す金額にも余裕が出てくるかも知れません。

セミリタイア後この貯まった500万円を5%で運用すると、1年で約25万円が得られる計算となります。

これは1ヶ月で大体2万円弱。税金も考慮すると手元に残る金額はさらに下がります。

これでは流石に生活費は賄えないので、セミリタイア後は最低限の生活費を稼ぐ必要があります。

また、労働時間を減らせばその分毎月使える金額も下がるためかなり質素な生活を送ることになりそうです。

それでも苦じゃない、生活水準を下げてでも働きたくない・セミリタイアしたいと言った方は500万円でのセミリタイアも選択肢としてはアリですし、仮に失敗してもまた働けばいいだけなので挑戦する価値はあるかと思います。

そんな私は500万円でのセミリタイアは目指さずあえて資産1000万円でのセミリタイアを目指しています。

↓その理由を関連記事に詳しく書いているので良ければこちらも参考にどうぞ(^^)

資産1000万円でセミリタイアする場合

1000万円でセミリタイアを目指す場合は、8年間で毎月8万5千円以上投資へ回すと1000万円が貯まる計算となります。

毎月8万5千円は年間で換算すると102万円。

平均的な給与の正社員で考えると1ヶ月8万5千円も金額を投資へ回すのは難しいかと思いますが、ボーナスも投資へ回せば実現可能な数字です。

セミリタイア後は貯まった1000万円を5%で運用すると、1年で50万円ほどが得られる計算となります。

これは1ヶ月で大体4万円。税金も考慮すると金額はもう少し下がります。

生活費を賄える金額ではないため、セミリタイア後この1000万円を崩さないとなると週2、3ほどは働く必要がありそうです。

完全リタイアやFIREは難しいですが、無駄遣いをせず節約した生活を送るならセミリタイアやサイドFIREは十分実現可能だと私は考えます。



資産2000万円でセミリタイアする場合

2000万円でセミリタイアを目指す場合は、8年の間に毎月17万円以上投資へ回せば2000万円が貯まる計算となります。

毎月17万円は年間で換算すると204万円。

「そんなの20代で無理に決まっとるやろヽ(`Д´)ノ」

って感じですよね。はい、私もそう思います!笑

ですが、技術職や大企業勤務など毎月ある程度の収入があったりボーナスが大きく入る場合は20代でも実現可能な金額です。

逆を言えば元からある程度の貯金があったとしても、毎月の月収が少なければ20代では到達不可能な数字と言うことにもなります( ; ; )

さて、2000万円が貯まってそれら全てを5%で運用すると1年で102万円ほど得られる計算となります。

これは税引き前で1ヶ月約8万5千円なので、資産額2000万円を5%で運用したとしてもまだ生活費を賄える金額にはなりません。

ですが普段からほとんどお金を使わず少ない金額で生活するのが苦でなければ、週1・週2ほどの労働で十分セミリタイアは可能です。

実家暮らしであったり親から家を受け継いでいたりと家賃を払う必要がない場合は、生活スタイルによっては完全リタイアやFIREも可能になるかもしれません。

資産3000万円でセミリタイアする場合

3000万円でセミリタイアを目指す場合は、8年間毎月25万5千円以上投資へ回すと貯まる計算となります。

ちなみに毎月25万5千円は貯めた場合、年間で換算すると306万円になります。

はい、金額がデカすぎて無理ですね〜ヽ(;▽;)ノ

入社して早いうちから年収1000万円などの高収入でないと1年に300万円以上貯めるなんてまず無理です・・・。

30代でのセミリタイアを目指す場合は十分実現可能な金額だと思います。

セミリタイア後に3000万円を5%で運用すると、1年で150万円ほど得られます。

これは1ヶ月で大体12万5千円

税金も考慮すると手に残る金額はもう少し下がりますが、3000万円もあればセミリタイアはもちろん完全リタイアやFIREも不可能ではありません。

どんな生活スタイルを送りたいかにもよりますが、セミリタイアするにしても週1、2程度の労働で十分生活は成り立つと思われます。



20代なら1000万円でのセミリタイアが現実的

以上3つのシュミレーションを見てきましたが、20代でセミリタイアをするなら最低でも資産1000万円のセミリタイアが現実的かなと個人的には思います。

30代まで働くとなれば2000万、3000万円を貯めることも不可能ではありませんが、どうするかは自分が今後どんなセミリタイア生活を送りたいかによって大きく変わってきます。

セミリタイア後は正社員以外のアルバイトや派遣などで働くことが多いと思いますが、もしセミリタイアを失敗したとしても20代・30代ならまだ若いのでいくらでもやり直しが効きます。

人生は一度きりです!

死ぬ前に後悔をすることがないよう、自分の生きたいと思った生き方をぜひ選んで下さい(^^)

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コメント

  1. 123 より:

    月20万・5%複利で10年も掛からず資産3000万達成でセミリタイアできますよ。
    私はお小遣いが欲しいので、資産額は達成しましたが派遣労働を続けています。

    方法は、工場の住み込み派遣(家賃・水道光熱・ネット無料、社食激安)で働く事です。
    額面月収は30万程ですが、生活費がほぼ掛からないので余裕で月20万貯蓄可能。(頑張れば年300万以上も)

    男女比は、7:3位で女性の方も普通に働いています。
    意外と穴場なのでお勧めですよ。

    • tsugumi より:

      額面月収30万10年以内で3000万円達成なんて123さんめちゃくちゃすごいですね😳
      なるほど!住み込みは頭にありませんでした!
      でもかなり支出削減できてセミリタイア資金を貯めるには打ってつけですね✨
      実現可能な方法で10年もかからず3000万達成は夢があるのでお話めちゃくちゃ参考になりました☺️
      あ〜!もっと早くその方法を知りたかったー!笑