1日の間長い時間を過ごすことになる職場環境はとても重要ですよね。
私は派遣社員として様々な職場を経験しましたが、絶対に避けたいと感じたのは「アットホームな職場」です。
もしかすると、アットホームな職場はなんだか働きやすそうと思ってる方もいるかもしれませんが必ずしもそうとは限りません。
私がいた職場では、良い人が多くとても人間関係に恵まれていましたが、アットホームな雰囲気自体が全く自分と合いませんでした。
このように良い環境であったとしても全ての人が馴染めるわけでなく、アットホームといった雰囲気が合わない人もいます。
今回は私が実際に働いて感じた、「アットホームな職場は絶対に避けるべき理由10選」をお伝えしていきます。
アットホームな職場は避けるべき理由10選
これからお話しするのは実際の経験に基づいて私が感じたことですので、全てのアットホームな職場がこうだということはありません。
もちろんアットホームでも働きやすい職場や、もっと酷い職場もあると思います。
また価値観の違いによって感じ方が変わってくるとは思いますが、様々な職場を経験した私から見るとアットホームな職場の方が働く人にとってマイナスな面が多いと感じたのでそれをそれぞれ10個紹介していきたいと思います。
ブラック企業率が高い
まず、私がアットホームな職場で働いて一番驚いたのがブラック率が高いということです。
「昼休憩時や労働時間外に仕事をするのは当たり前」といった雰囲気で、平気で仕事を押し付けてきます。
通常、昼休憩中の労働は賃金が発生しないため法律違反です。
ですが、アットホームな職場では「そんなの関係ない」「必要ならば仕事をするのが当たり前」といった風に捉えている職場が多いです。
例えば私が働いていた職場では、昼休憩時に電話対応・メール対応をするのは当たり前でした。
お昼時間内に電話が鳴るのは仕方ないとしても、「時間差で休憩時間を分け、休憩中は仕事をしないような仕組みを整える」といった環境作りもアットホームな職場や、アットホーム率が高い中小企業では少ない傾向にあると感じました。
電話対応をすると、内容によってはその後メールで依頼をかけたりなど必然的に他の業務も発生してしまいます。
たまに掛かってくる程度ならまだしも、私がいた職場ではほとんど毎日お昼の休憩中に数件電話がかかってきていました。こんなのでは体を休めることも昼ご飯をゆっくり食べることもできません。それにその分お給料も貰えずタダ働きです。
また、タイムカードを切った後の労働時間外に仕事をするのが当たり前の職場も多いです。
私は派遣だったので労働時間外の業務は少なかったですが、正社員は会社から支給された携帯を持っているのため休日や有給中でも当たり前のように電話対応やメール対応の業務を行なっていました。
私の場合は「仕事終わりにわざわざ遠回りでポストへ寄って、郵便物発送しなければならない」などといったことを就業時間外に行わなければなりませんでした。
帰り道ではありますが、郵便物の発送業務も立派な仕事に該当します。
このように、どう考えても働いてる人にとっては損だと感じるような仕組みが多かったです。
そういう訳で、仕事時間とそうでない時間の線引きがしっかりされていない職場がアットホームには多かったように思います。
ランチは一緒が当たり前率高い
これは職種や性別によって変わるかもしれませんが、「ランチはみんなで一緒に食べるもの」といった風潮の強い職場が多いように思いました。
アットホームな職場はどちらかというと中小企業に多く、働いている人の数も大企業に比べると少ないです。
そのため、少人数であるが故にアットホームな雰囲気が作られやすいように思います。
そしてアットホームな職場では輪を乱す行動が取りづらいです。
「みんなで仲良くおしゃべりしながらランチをとるのが当たり前」といった雰囲気が既に出来上がっている職場が多く、一人ランチをしようものなら浮くこともあります。
そのため一人ランチを好む人にとっては、自由に過ごすことのできないランチ時間は苦痛となりやすいため注意が必要です。
飲み会やバーベキューなどイベントごとが多い
これはアットホームあるあるなんじゃないでしょうか。
やたらとイベントごとを好む傾向にあり、事あるごとに飲み会やバーベーキュー等のイベントがあります。
なんでこんなにも集まりたがるんですかね?笑
こういったイベントが好きな人ならいいですが、そうでない人からすると大迷惑です。
毎回参加を断るのも気まずいし、断ったことで余計な気を使うのもしんどいです。
表向きでは強制参加ではないと言っておきながら、参加を拒否すると理由を聞かれたり変な雰囲気となりやすいのもアットホームあるある。
参加費を徴収する職場もあり、一体誰のためのイベントなのかもはや不明です。笑
仕事とプライベートの線引きが曖昧
飲み会やバーベキュー等で業務時間外の付き合いが多かったり、職場のグループLINEには強制参加しなければいけないといった会社が多いため、アットホームな職場では仕事とプライベートの線引きが曖昧になりがちです。
あくまでお金を得るために働いているのであって、プライベートの時間まで職場での付き合いやLINEのやり取りをしたくないと考えてる人からすると、ゆっくり休まる暇もないためアットホームな職場は地雷と感じるケースが多くなりがちです。
マニュアルや業務体系が用意されていない
アットホームな職場ではマニュアルが用意されていなかったり、ほとんど無いと言ったケースが多いです。
そのため仕事をするにはいちいち先輩に確認しながらやるしかありません。
先輩が良い人ならいいですが、そうで無い場合は仕事を1つ進めるだけでもストレスがかかります。
仕事のやり方が統一されていないことも多いため、聞く人によっては全然違うことを言っているなんてこともよくあります。
慣れてくれば自分のやりたいように働けますが慣れるまでは、「一体誰の言ってることを信じたらいいのか分からない」「何が正しいのか分からない」といった状況が多いため仕事がやりづらく、しんどく感じます。
プライベートの過干渉
職場でプライベートな話はしたくないと考えている人も多いと思いますが、アットホームな職場では「プラーベートの話をするのもコミュニケーションの一環」と考える意識が強いので、プライベートの過干渉をしてくる上司は多いです。
「付き合ってる人はいるの?」
「休日は何してるの?」
などどう考えても仕事とは関係ないことを詮索してきます。
また、誰かに話したことがいつの間にか職場の人たちに広まって気づいたらみんな知っていた、なんてこともよくあります。
相手は悪気がないのかもしれませんが、プライベートの話はしたくないと考えている人にとっては居づらい環境です。
人間関係が濃く、仲間意識が強い
アットホームな職場であるが故にとても仲間意識が強いことが多いです。
「社員は家族」「みんなで一緒に頑張ろう」といったような考え方が強く、一人を好む人にとってはかなり居心地の悪い環境となります。
仕事だけしていればいいと言った環境ではなく、深いコミュニケーションをとるのが良しとされているため、会社の空気感に馴染めなければ浮いて仲間はずれにされることさえあります。
ちなみに派遣社員ならそこまで深く関係を築く必要もないため人間関係に悩んでいるなら派遣で働くのもおすすめです!
様々な派遣会社で働いてきて一番おすすめだと感じた会社を詳しく説明してるので良ければこちらも参考にしてみてください(^^)
空気を読まなくてはいけない
アットホームな職場はその会社ごとによって独特な仕事の進め方やルールが存在するため空気を読まなければいけないことが多いです。
そのため空気を読まず自分一人だけ違う行動を取ると職場の和が乱れみんなから煙たがられます。
「一般的にどう考えてもおかしい」と思うような事であっても、空気を読んでみんなと合わせなければいけない雰囲気なのでとてもストレスが溜まやりすいです。
一人でいると浮く
これは事務職などの女性が多い職場では顕著ですが、アットホームな職場では既に仲良しグループが出来上がっていることも多いので、一人でいると浮いて居心地が悪いと感じることもあります。
大企業などの大人数がいる場合と比べて、アットホームな職場では群れたがる人が多い傾向にあると感じました。
そのため、あえて一人でいたとしても協調性がないと思われてしまいがちです。
おしゃべりが多い
仕事中におしゃべりが多いので黙々働きたいと言った人には合いません。
仕事に影響のない範囲のコミュニケーションならまだしも、全く関係のないことをダラダラ長話するので残業する羽目になるなんてことも多々あります。
仕事ができるのと同じくらい、円滑な人間関係を作ることをアットホームな職場では求められるため、黙々仕事だけをしていたいと思う人にとっては辛い環境となる可能性が高いです。
自分の働きやすい環境が一番
いかがでしたでしょうか。
私が働く目的はあくまで「お金を稼ぐため」なので、実際働いてみてアットホームな職場は自分と合ってないなと感じるケースが多かったです。
大企業など1フロアに100人、200人いるような職場では非正規雇用の人たちも多いので、「仕事は仕事」「プライベートはプライベートなど」しっかり分けて考えている人が多いように感じました。
また若い人ほどそのような考えを持っていることも多く、そのような職場ではかなり働きやすかったイメージです。
反対にアットホームな職場では若い人の割合よりも、40・50代など昔の働き方が当たり前と思っている世代の割合が多いのも働きにくくしている要因の一つかもしれません。
これはあくまで私が働いてきたアットホームな職場で感じたことなので、全てのアットホームな職場が働きにくいといったわけではありません。
働きやすいアットホームな職場も存在するはずです。
これまでの話を聞いて、もしアットホームな職場は自分に合ってないと感じる方はできるだけ避けることをおすすめします!
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