最近はセミリタイアやサイドFIREが話題となり、このような自由な生き方を目指す人が増えています。
頑張って働いた末、ようやく夢見ていたセミリタイアを達成したものの、気づいたら失敗していた・・・なんて事態は絶対に避けたいですよね!
セミリタイア生活を成功させるためには、事前に「失敗してしまった時のことも考える」ことが重要です。
今回は、
- セミリタイアが失敗してしまう要因は何か?
- もしセミリタイアに失敗したらどうするべきか?
- セミリタイア失敗を避けるため、事前に何をしておくべきか?
などについて詳しく紹介していきます(^^)
どうしてセミリタイア失敗してしまうのか?

セミリタイアに失敗してしまう原因はいくつかありますが、一番大きな要因は「準備不足」にあると思います。
セミリタイア後の資産推移はどうなるか、セミリタイア生活に飽きたらどうするか、もし失敗した場合はその後どうするか等、事前にある程度考えて準備しておくことが大切です。
もちろんこれらは全て予想できるものじゃありませんが、事前にある程度シュミレーションすることはできます。
例えばお金の面でだけ言うと、「セミリタイア後に必ず必要となる生活費や税金・保険料は大体いくら必要か?」「株価が大暴落して資産が目減した際はどうするか?」「セミリタイア後の収入が途絶えた際はどうするか?どのくらい持つか?」など他にも考えれることは山のようにあります。
これらを事前にシュミレーションしておけば、実際起こってしまった場合も冷静に対処でき、失敗する確率をある程度減らすことが可能です。
↓セミリタイア後にかかる税金や健康保険料・年金について知りたい方はこちらをどうぞ(^^)
セミリタイアを達成できるほどの資金を貯めれる人は普通の人と比べてお金の管理が上手なので、セミリタイア失敗前に一時的に仕事を増やすなどしてある程度カバーはできるかとは思います。
ですが、人生何が起こるかは分かりません。
そのためもし失敗したとしても、「じゃあその後はどうするか?」まで考えることが大切です。
もしセミリタイアに失敗したらどうする?
セミリタイア生活が失敗してしまう大きな要因に「準備不足」を挙げましたが、ではもし失敗したらどうすればいいでしょうか?
失敗してしまった理由には「資金が尽きた」「セミリタイア生活が合わなかった」「孤独に耐えれなくなった」などが挙げられると思います。
ですが、もしこれらが原因で失敗したとしたら「また働けばいいだけ」です。
完全リタイアと違ってセミリタイア生活であれば派遣やアルバイト等で収入を得ているケースも多いと思うので、次の働き口を見つけるハードルは比較的低いと思います。
(ちなみに私はセミリタイア後派遣で働くのが一番お得だと考えており、その理由は以下記事で詳しく解説しています!)
20代・30代であればまだ若いので、よほど多くの条件を付けなければ働き口は見つかるはずです。
40代以降となると一気に就職の難易度が上がりますが、幸い日本には生活保護という制度があります。
生活保護にあまりいい印象を持たない方も多いと思いますが、どうしても仕事が見つからず食べるに困った状況となれば、生活保護を受けながら仕事を探すのも最終手段としてはありだと思います。
仮にセミリタイアに失敗したとしても人生が終了したわけではありません。
セミリタイア前の状況に完全に戻ることは難しいかもしれませんが、ある程度のやり直しは効くはずです。
セミリタイア失敗を避けるには何をすべき?

セミリタイア生活の失敗要因に「準備不足」を、失敗後については「再度働く」と回答してきましたが、では事前に失敗を防ぐためにはどうすれば良いでしょうか?
これは失敗要因である準備不足をなくせば、ある程度の失敗はカバーできると思います。
お金の面では資金不足に陥らないためにも、インフレした場合も含めて余裕を持った生活費で支出を逆算し計画を立てる。年々資産推移がどうなるか、株価暴落時はどうするか等のシュミレーションも事前に必ずシュミレーションしておく必要があります。
「セミリタイア生活が合わず失敗する」や「孤独に耐えれなくなった」等を防ぐには、事前に自分と向き合って自分を知ることが大切だと思います。
もしこれらを簡単にしか準備せず、今の仕事が嫌だからといって衝動的にセミリタイアしてしまうと失敗する確率は大きいです。
最初は自由を謳歌できて楽しいかもしれませんが、セミリタイア生活が合わないと、やる事がなくなって飽きてきたり自由に使えるお金が少ない事にストレスを感じてしまうかもしれません。
よほど大金を貯めてセミリタイアした場合を除けば、大抵は少ない生活費で節約して過ごすことになるかと思うので、そうなると友人達は頻繁に集まったり飲みに行ったり等してるのに自分は誘われても断る事なってしまう。友人と会っても仕事の話ばかりでこれまでと価値観が合わなくなって楽しくない…。なんて事も増えると思います。
そんな状態が長く続けば友人とだんだん疎遠になってしまう・孤独を感じてしまう事もあり得ます。
孤独には絶対耐えられない!死ぬまで使えるお金が少ないなんて耐えられない!という人は、セミリタイア生活に合わない可能性もあります。
その場合は無理してセミリタイアを目指すより、「仕事を辞めて1年間だけ休む!」など期限を決めて「人生の休暇を取る」といった形を取る方が良いかもしれません。
後から後悔する事がないよう、資金面は大丈夫か?セミリタイア生活は自分と合っているか?など自分を多方面から観察し、しっかり考えてからどうするか決めましょう!
後から後悔する事がないよう、事前にしっかり準備しよう!
以上、「セミリタイアに失敗する要因」「セミリタイアに失敗したらどうするか」「失敗を避けるためには何をすべきか」について解説してきました。
「少ない労働で自由な時間・生活が手に入る」セミリタイアやFIREといった生き方に魅力を感じる人も多いですが、メリットだけ見て安易な考えで実行すると後から後悔する確率はグンと上がります。
失敗した場合のことやデメリットまでちゃんと知った上で、しっかり計画を立て実行に移すのがベストです(^^)
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