正社員と比べて、派遣はワークライフバランスの取りやすい働き方ができますが、その一方で理不尽に感じることも多いです。
以下では、派遣社員として8年以上働いてきた私が、実際に派遣で働いてきて理不尽に感じた出来事を5つ紹介していきます。
派遣が抱える理不尽あるある【5選】
私が派遣で「理不尽だ」と感じた出来事は以下の5つです。
- 扱われ方に違和感を覚える
- 聞いてた仕事と違う
- 昇給・ボーナス・退職金なし
- 派遣なのに高いスキルを求められる
- お金・仕事がなく困っている人認定される
扱われ方に違和感を覚える
まずひとつ目に理不尽だと感じるのが派遣社員の扱われ方。
今まで働いてきた職場は、基本的にいい職場が多かったですが、中には「ちょっとな…」と思うところもありました。
まずよくあるのが、名前じゃなくて「派遣さん」と呼ばれること。
- 長期か短期か
- 職場にいる派遣の人数
などによっても変わってきますが、長期で働いてるにも関わらず派遣さんと言われると、
「名前あるんだけどな〜」
と少しモヤモヤすることは多かったです。
また、そんなつもりで言ってるわけじゃないのは分かってますが、
「派遣さん今空いてるから使っていいよ」
と社員同士で話してるのを聞いて、
「なんだかモノのように扱われてる感じがしていい気はしない…」
と感じることもありました。
聞いてた仕事と違う
いざ働いてみると、
「最初に聞いていた話と全く違う仕事をやらされる」
と言うことも派遣で働くと多いです。
- 「電話なし」と聞いていたのに電話対応をさせられる
- 契約にない仕事をどんどん増やされる(時給はそのまま)
なんてことは当たり前のように行われます。
派遣会社の営業にそのことを伝えても、
派遣会社は派遣先企業からお金をもらっているため、
「とりあえずこのまま頑張ってみましょう!」
と波風立てない対応ばかり。
我慢し、理不尽な思いをするのはいつも派遣社員の役目です。
昇給・ボーナス・退職金なし
たとえ一生懸命仕事をしたとしても、お給料が上がらず、ボーナスもなく、退職金も派遣社員はありません。
そのため、正社員と同じ仕事内容をしていたり、正社員よりも仕事をしている場合、
「区別」じゃなく「差別」されてるように感じてしまう時もあります。
また、私が以前事務職で働いていた派遣先では、就業15分前には座席にいなければいけない暗黙のルールがありました。
もちろんその15分の間、時給は発生しません。
ですが、退勤する少し前にコップを洗ったり、机を片付けたり少し帰る準備をするだけで、就業ギリギリまで働いてと周知されることも。
なんだか理不尽だな〜と感じることが多かったです。
派遣なのに高いスキルを求められる
そもそも派遣に高いスキルを求めるほうがおかしいですが、このような企業が多いのは事実です。
決して多い時給を貰えるわけでもないのに、
- 顔合わせで人選する
- 高いスキルを持つ人を求める
- 若い人を求める
なんてことはよくあること。
派遣はあくまで「労働力の提供」であって、本来人選するのは違法とされています。
ですが、できるだけ指定された人材を紹介しなければ他の派遣会社に乗り換えられため、派遣会社の営業は企業に強く言うことができません。
そもそもそのような優れた人材を求めるなら、派遣社員ではなく最初から正社員雇うべき。
これが当たり前となった今、そのしわ寄せは派遣社員にきているんじゃないかと感じます。
お金・仕事がなく困っている人認定される
非正規である派遣社員の給料は決して良いとは言えず、不安定であるため
- お金がない人
- 今の職場を辞めたら生活が大変な人
と思われていることもしばしば。
趣味を聞かれて「海外旅行」と答えると、
「派遣なのに海外旅行!?」
と言った反応をされることがあります。(正社員が多い職場だと余計に)
他人にどう思われていようと気にしませんが、「派遣は日々の生活でいっぱいいっぱい」ってイメージが世間的に強いんだなと感じます。
派遣でも「良いこと」もある
以上、派遣で働いてきて理不尽に感じた出来事を紹介してきました。
マイナス点ばかりを上げましたが、派遣で働くメリットももちろん存在します。
- ワークライフバランスが取れる
- 働き方を自由に選べる
- 気持ちをラクに働ける
などプラスに感じることがあるからこそ、私はこれまで派遣で働いてこれました。
きっとこの先も理不尽に感じることがあるとは思いますが、
「嫌な会社はいつでも辞めれる」
と割り切って、これからも派遣を続けていくつもりです。
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