- 「向上心を持て」
- 「上を目指せ」
- 「現状に満足するな」
世の中ではこのような考えが当たり前とされていて、
「向上心がない」と言うとネガティブに捉えられることも多いです。
ですが、私は「向上心はなくてもいい」と思っています。
むしろ「現状維持」できていればそれで十分すぎるほどです。
向上心がなくても自分が満足ならそのままでいい。
「向上心を持って物事に取り組め」
言葉は違えど、小さい頃からこのようなニュアンスのことを言われてきた人は多いと思います。
受験や就活で周りの人に勝つため、小学生の頃から塾に通って一生懸命勉強に取り組む。
社会人では昇給や出世のため、向上心を持って仕事に取り組む。
この社会は競争社会なので、向上心がないとどんどん周りに置いてけぼりにされると感じてしまいます。
ですが自分が現状に満足しているなら、たとえ周りに取り残されたとしても、私はそれでいいと思ってしまいます。
向上心は昔からない
私はセミリタイアを目指すくらいなので仕事に対して向上心はありません。
ですが、仕事だけに限らずそもそも昔から向上心は少ない方だったと思います。
と言うのも、人生を振り返ってみても
「あの時めちゃくちゃ頑張った!」
という記憶が全く思い浮かばないからです。
「将来の自分のために…」と学生の頃勉強を頑張ることはなかったし、進学したい・働きたいとも思いませんでした。
どちらかというと、私は頑張るより「ラクしたい」と思うタイプ。
なので、ラクするため高校は家から一番近い学校へ通い、
なんとなく周りに合わせて就活し、自分が働きたいわけでもない適当な会社に就職。
そして、案の定たったの3ヶ月で退社…。
その後はずっと派遣で働いています。
セミリタイアに憧れてるくらいなので、もちろんこの先も向上心を持って仕事を頑張りたいと思うことはないでしょう。
ワールドカップを見て思ったこと
現在ワールドカップが開催されていますが、日本代表選手が戦っているのを見て、
「物事に一生懸命取り組む姿勢はかっこいいな〜」
と純粋に感じました。
「この日のために4年間ずっと頑張ってきたのか…」
と思うと込み上げてくるものがあったし、
こんなにも打ち込めるものがあるって素晴らしいと思いました。
一生懸命頑張ってる人の姿は人の気持ちをも動かします。
なので、ワールドカップを見た人たちの中には
「自分も今挑戦してることを頑張ろう!」
と感化された人は多いんじゃないでしょうか。
ですが、私は「素晴らしい」と思ったのと同時に、
「自分とは全く別の生き物だ」とも感じました。
もし私が選手だったとしたら、プレッシャーに押し潰されて耐えられないだろうし、負けたり失敗した時の責任なんて絶対に持ちたくないと思ってしまいます。
なので、
- どうしてそんなに厳しい環境に身を置いてまでやりたいの?
- 趣味で楽しむだけで十分じゃない?
- プレッシャーの中過ごすのって怖くない?
と向上心ゼロな私は思ってしまいました。
もし私が日本代表選手のように、常に向上心を持って高みを目指して、毎日物事に取り組まなければいけないとしたら、きっと1週間も経たず心が病んでしまうと思います。
私は現状維持で十分
私は、
- しんどいことはやりたくない
- できるだけラクしたい
- 責任は持ちたくない
- 楽しければそれでいい
- 生きるハードルは低ければ低いほどいい
と思ってしまうような人間なので、「現状維持」もうそれだけで十分だと感じてしまいます。
なので正社員なんてなりたくないし、この先もずっと派遣でラクしていたい。
そして、セミリタイアしてもっとラクな人生を生きたい。
心の底からそう思っています。
何もしないと衰退していくだけなので、現状維持するにはその時の状況に合わせて変化に対応しなければいけません。
私はその変化に対応するだけで精一杯。
もっと上を目指して頑張るとかは私には無理です。
でもそんな自分がダメだとは思わないし、皆んなが皆んな上を目指して頑張れるわけではない。
なので、無理に頑張る必要はないと私は思っています。
もっとラクに生きれるように頑張る
世の中さまざまな人がいるように、向上心を持って頑張るのがしんどいと感じる人ももちろんいます。
そして、向上心を持って頑張ることだけがいいとは限りません。
無理して頑張り続けるよりも、自分に合った生き方を選ぶ方がいい場合もある。
なので私は今より上を向いて頑張ると言うよりも、
もっとラクに、今よりも生きるハードルを下げれるように、頑張りたいと思います。
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