20代・30代の若さでセミリタイアをして老後は大丈夫なのか?


セミリタイア生活をする上で多くの人が最も不安に感じる面は「お金・金銭面」だと思います。

  • 若いうちからセミリタイアして、その後の生活は大丈夫なのか?
  • そのうち資金が尽きてしまうんじゃないか?
  • 果たして老後も安心して過ごすことができるのか?

など、様々な不安があるかと思います。

老後の心配についてはセミリタイア希望者に限らず多くの人々が抱えているわけですが、私は老後の心配がほとんどありません。

それはもちろん「セミリタイア後」もです。

フルタイムで働いてる人達でも不安を抱いてる中、なぜ私はセミリタイアをしても老後の心配がないのか、その理由を「費用面」「健康面」「介護面」の3つの視点からお伝えしていきます(^^)

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若いうちからセミリタイアをして老後生活は大丈夫?

お金・費用面

多くの人々にとって一番心配となるのは「お金」や「老後にかかる費用・資金」だと思います。

健康面や介護面でも心配はあるかと思いますが、これらのことはお金があれば解決しやすいです。

健康面で心配があっても、お金があれば医療費や健康維持のための費用について心配は少なくなります。

介護面でも同じで、お金があると老人ホームや高齢者用マンションなどを利用することができます。

そのため、老後の不安を少なくするには、老後にどのくらいのお金が必要となるかある程度把握することが大事だと思っています。

実際に何歳まで生きるか分かりませんしこれから長い人生の中で、今計画した通りの人生を歩んでいけるとも限りません。人生には多くの変数があるので全て計画通りにするのは不可能です。

ですが、だからと言って何も分からないままでは不安だと思います。

漠然と老後の不安を抱えたまま生きる人生は嫌ですよね。

なのでざっくりでいいので今予想できる範囲で、どのくらいの費用が必要なのかある程度「把握しておく」と言うことは大事だと思います。

私はこれで老後の心配がほとんど無くなりました。

私の場合だと、現在20代後半なので今後未来が発達して長生きするリスクが大きいです。そのため100歳まで生きると仮定します。

結婚はしない予定なので生涯独身。1ヶ月8万円あれば一人暮らしで十分な生活を送ることができると考えています。

仮に60歳から仕事を一切せず暮らしていくとすると、40年分の生活資金が必要です。

8万円×40年で考えると「38,400,000円」もの生活資金が必要になります。

ちなみにこれはあくまで生活を送るための最低資金なので、これと合わせて老後に掛かる医療費や介護費用も考えなければいけません。

医療費や介護費はそれぞれのブロックで詳しく説明しますが、こちらは自己負担限度額が定められているのでそこまで多額の費用が必要だとは思っていません。かなり多く見積もったとしても1000万円あれば十分だと思っています。

そうすると老後に必要となるのは、最低限の生活費「38,400,000円」と医療費・介護費合わせて「1000万円」。

合計で「4840万円」です。

かなりの大金ですよね。この金額を用意しろと言われても難しいと思う人の方が多数でしょう。

ですが、私は資産運用をしてるのでこの金額を用意できる可能性は高いと思っています。

詳しく説明すると、私の場合は30代前半までには資産1000万円を貯めれる計画なので、仮に35歳から25年間この1000万円を追加投資なし・利回り5%で運用するとすれば、60歳時点で「34,812,905円」となっている予定です。

アセットマネジメントOne:資産運用かんたんシミュレーション

そして先ほどの1000万円とは別に、35歳以降も60歳まで毎月3万円分の投資信託を購入するとすれば、シュミレーションでは60歳時点で「17,865,291円」になっています。

金融庁:資産運用シミュレーション

これらを合わせると、「52,678,196円」になります。

もちろん税金も考慮しなければいけませんが、つみたてNISAで運用していたものは最大20年間、運用益・分配金が非課税です。

また、年金の支給もあります。年金は私が定年を迎える頃には廃止されてるかもしれないなどの話がありますが、幾らかは貰える、もしくは何かしらの保障はあると思っています。

なので私の場合、60歳以降「4840万円」の金額が必要と仮定しても、資産運用の資金やいくらかは受け取れる年金があると考えれば金銭面で心配することはほぼないと思うようになりました。

もちろん必ず毎月3万円分投資できるとは限らないし、絶対5%で運用できるとも限りません。

未来のことなんて誰にも分かりません。

でも、「ざっくりでもいいから知る」ということで不安が軽くなるならこれらは意味があると思っています。



病気や怪我のリスク

今は大丈夫でも歳を取ると病気や怪我をするリスクが高まります。

癌など重い病気になった際に多額の医療費を支払わなければいけないと思うかもしれませんが、日本には「高額療養費制度」という手厚い保障があるのでそこまで心配は必要ないと思っています。

高額療養費制度とは、医療機関や薬局で支払った額がひと月で上限額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度となっています。

この上限額については、年齢や所得によって異なってきます。(ちなみに高額医療費制度は老人のみならず何歳であっても適用可能です。)

例えば私の場合60歳以降は無収入(年金収入は80万円以下)と仮定しているので「住民税非課税者」となります。

69歳以下で住民税非課税者のひと月の上限額は「35,400円」、70歳以上なら「15,000円」です。

これは手術を受けて多額の医療費がかかっても、上限額を超えれば高額療養費の支給対象となると言うことです。

そのため医療費に関してはあまり心配はいらないと思っています。

今のような保障が今後も続くとは限りませんし、恐らく少しづつ高齢者の負担も増えていく未来の方が可能性としては大きいです。

ですが、これらの保障が完全になくなるといったこともないと思っています。

どちらにしても、60歳以降に資産がある程度準備できているという安心があるのでそこまで心配していません。

病気リスクを減らせるように、セミリタイア後も散歩などして体を動かすことを心がけていこうと思っています。

介護面

介護面ですが、こちらも国の手厚い保障があるのでほとんど心配はありません。

介護費は1ヶ月に利用した介護サービスの自己負担額は1割(場合によっては2割)のみです。

さらに、「高額療養費制度」と似た仕組みである「高額介護サービス費」といった制度もあります。

高額介護サービス費とは、施設や在宅において受けたサービスに対し支払った額がひと月で上限額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度となっており、基本的に65歳以上から適用されるようになります。

65歳以降も無収入(年金収入も80万円以下)の住民税非課税者と仮定しているので、ひと月の上限額は「15,000円」となります。

また、さらに手厚い保障があって、

介護費用だけでなく医療費も含めて自己負担で高額な費用を支払った場合は「高額医療合算介護サービス費」の対象となることもあります。

高額介護合算療養費制度とは、1年間の医療保険と介護保険の自己負担の合算額が高額な場合に、自己負担を軽減する制度です。

私の場合は、70歳以降は医療費・介護費合わせて年間「19万円」までの支払いで済む予定です。

生涯独身でいる予定のため介護面は自分でなんとかしなければなりません。

自分一人でなんとかできればいいのですが、流石に80歳以降は何かしらの介護サービスも必要となってくる可能性も高まります。

ですがこのような制度を利用し、資産をしっかり準備できていれば介護面の不安もそんなに気にする必要はないと思っています。



予測できない未来に縛られる必要はない

セミリタイア後の老後の心配を、「費用面」「健康面」「介護面」の3つの視点から解説していきました。

これらにはインフレリスクや若いうちから病気になるリスクなどを含んでいないため、絶対といったものではありません。

また、女性は男性と比べて長生きする傾向にあり、現在私は20代なので100歳まで生きることを想定したため老後に必要とされる一般的や額よりも大きくなっています。

ざっくりとした金額でも老後資金を把握して、それを準備できるということがわかれば不安は少なくなるはずです。

(多額の資金を目の当たりにして余計不安になったという方はぜひ資産運用を検討してみてください!)

未来はどうなるか予測不可能ですが、私はこれでセミリタイア後も老後の不安は必要ないと思えたので効果はあると思います。

今後自由なセミリタイア生活を送るで心配事はなるべく減らしたいと思っているので、このシュミレーションが誰かの参考になれば嬉しいです(^^)

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コメント

  1. 極楽 より:

    月8万円だと生活保護よりも貧しい
    死ぬまでうだつの上がらないフリーター生活なんて惨めやね

    • tsugumi より:

      ブログを読んで頂きありがとうございます(^^)
      確かに人によっては惨めと感じるのかもしれません!
      ですが私はどちらかというとお金を使うことより自由を持つことの方が幸せを感じる性格なのでうまくやっていけると思っています☺️
      (書き忘れてましたが、月8万円というのは必要最低限の額なのでもちろんこの金額以上使うこともあると思います💦)

  2. 通りすがりのけちな47歳 より:

    20代後半でありながら100歳まで生きるを想定して計算していること自体がすごい。
    計算どおりにはいかない場合もあるが、何も考えずに生きている人よりは
    ずっとうまくいくと思うのでがんばって!

    • tsugumi より:

      嬉しいです!ありがとうございます🍀
      もちろん計算通り完璧にいくとは思ってないので、都度都度アップデートしていくつもりです😆
      理想の生活を手に入れるため、上手く進むよう頑張りますよー✨ありがとうございます🐈♪