セミリタイア後は派遣社員で働くのが一番お得と考える理由


セミリタイアをする場合、不定期の仕事などである程度の収入を得つつ、「自由な時間を手に入れる」といった生き方の選択をする人が多いかと思います。

かく言う私もセミリタイアを目指している訳ですが、セミリタイア達成後はアルバイトやパート、正社員や契約社員ではなく「派遣社員」として週2、3日のみ働くことを考えています。

なぜなら派遣社員で働いた方が他で働くよりもメリットが大きいと感じるからです。

  • なぜセミリタイア後は派遣社員で働くのがお得なのか
  • 派遣社員で働くメリットは何か?

について解説していきます。

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派遣社員という働き方

派遣社員とは、「就業先と直接雇用を結ぶのではなく、派遣会社(例えばパソナやテンプスタッフなど)と雇用契約を結び、就業先に派遣される」といったものです。

なんだか少しややこしいですが、就業先と雇用関係はないため就業先の社員ではなく、「派遣会社の社員」と考えた方がしっくりくるかもしれません。

また、派遣社員は仕事内容ではなく「時間」で労働契約を交わすので残業が少ない傾向が高く、様々な雇用形態の中で一番ワークライフバランスが取りやすいと言われています。

アルバイトや正社員・契約社員じゃダメなの?

「雇用関係が違うだけで、契約社員や正社員とあまり変わらないんじゃない?」

と疑問を持つ方も中にはいるかもしれません。

ですが、全然違います!

就業先と直接雇用を結んでいない分、派遣社員の方が自由度が高く、アルバイト等と比べて高い時給で有給休暇も貰え、社会保険にも加入することができます。

もちろん勤務状況によっては失業保険も貰えるので保証もバッチリ。

以下では正社員や契約社員、パート・アルバイト、そして派遣社員で働いた場合のメリットデメリットを詳しく比べていきます!

(いずれも週2、3日勤務を想定した場合でまとめています。)

正社員

  • 会社によっては住宅手当など福利厚生が良い。(週2、3日勤務で手当が支給されるかは不明。)
  • 技術職なら高い給与で融通が利く働き方がしやすい。
  • 安定している代わりに自由度は低い。
  • 非正規雇用と比べて任される仕事の量や難易度・責任の度合いは一番高い。
  • その割に時短勤務のため給料は低くなりがち。
  • そもそも週2、3日のみで片付く仕事なら正社員で雇う必要がないため、そのような求人を見つけるのは難しい。

プライベート優先で生活するセミリタイア生活に正社員はあまり向かないような結果となりました。

契約社員

  • 契約期間が比較的長期(半年・1年など)になりやすいため自由度は低い。
  • 最長3年までしか働けないが、契約更新ができるため比較的安定している。
  • 正社員と比べたら比較的責任の少ない仕事を任される傾向にあるが、派遣やアルバイト・パートに比べると責任度高め。
  • その割に正社員との待遇の差が大きく不満を感じやすい。
  • 正社員と比べると微々たるものだが、昇給やボーナスがある制度の職場もある。

働く場所にもよりますが、契約社員は非正規の中でも比較的責任感の高い仕事を任されるにも関わらず正社員と比べると待遇の差が大きいので、がっつり働きたいわけじゃないセミリタイア希望者にはあまり向いていない働き方と言えるでしょう。

パート・アルバイト

  • 勤務時間・期間など選べるので比較的自由度は高い。
  • 誰でもできる簡単な仕事が多く、責任度は低い。
  • 時給は最低賃金並みに低いところが多く、仕事内容の割に時給が見合っていない。時給アップの可能性も低め。
  • 勤務状況やパート・バイト先によっては社会保険に加入できない可能性もある。
  • 有給を貰えないパート・バイト先も多い。

勤務時間や期間・勤務地など自分で選べるため自由度が高く、セミリタイア生活には打ってつけです。

仕事はマニュアル化されてる簡単なものが多く、他の雇用形態と比べて仕事が決まりやすいのもメリット。

ただ時給はかなり低いので、短い時間で多くの給与を稼げる派遣社員の方がメリットは高いと個人的に感じます。

派遣社員

  • 短期間ごと(3ヶ月など)の契約更新のため比較的自由度が高い。
  • 責任の軽い簡単な仕事を任されることが多い。
  • アルバイトに比べて時給は高め。契約社員と比べてもそこまで大差ない場合が多い。
  • 雇用保険・社会保険に加入できる。(短期派遣の場合は社会保険に加入できない場合あり)
  • 正社員・契約社員に比べ自由に仕事を選べることができ、仕事の見つけやすさ・決まりやすさも高い。
  • 残業がない派遣先が多く、ライフワークバランスが取りやすい。
  • 昇給やボーナスはないことが多い。(可能性は低いが時給アップしてくれる場合もある)
  • 最長3年までしか働けず、1回の契約期間が短いため不安定。裏を返せば辞めやすいというメリットにもなる。
  • 常に理想の求人がいつもあるわけではない。

派遣の一番大きなメリットとしては、ライフワークバランスが取りやすいのに時給が高く、保証もしっかりしてる点です。

仕事内容も比較的簡単なものが多いので精神的にもラク!

デメリットとしては「自分が希望している求人がいつもある訳ではない」という点です。

ただ派遣会社は複数あるので、多くの会社に登録しておくことである程度カバーすることは可能です。

やっぱりセミリタイアと派遣社員は相性が良い!

上記でそれぞれ比べた結果、自由度が高くセミリタイアと相性がいいのは「派遣」「アルバイト・パート」となりました。

ただ、アルバイトやパートは簡単な仕事が多いけれど、体力的にしんどい場合が多く、その割に時給は最低賃金並みに低いのであまり良いとは思えません。

それに比べ派遣の場合は、時給1300〜1400円ほどで体力的にラクなオフィスワークの仕事が多くある(大阪の場合)ため、アルバイトやパートに比べて少ない時間で多くお金を稼ぐことができます。

また、例えば「週3日8時間」働く場合、社会保険にも加入でき、少ないですが有給も得られて場合によっては失業保険も受給できます。

フルタイム派遣と比べたら期間限定・時短派遣の求人は少ない傾向にありますが、これは派遣に限らずどんな雇用形態でも当てはまることなので仕方ありません。

もし希望している勤務時間・期間の仕事が見つからなくても、派遣の場合は「フルタイムで契約期間(例えば3ヶ月)だけ稼いで辞めて、その後3ヶ月は働かずに過ごす」なんてこともできるのでやっぱり派遣は強いですね。(短期派遣の場合は社会保険に加入できない可能性あり)

ちなみに派遣の営業さんに聞いた話では、期間限定や時短派遣の求人は少ないけれどそもそも応募してくる人も少ないため、時給が高くなりやすい傾向にあるそうです。そして比較的受かりやすいとのこと!

フルタイム希望で働く派遣社員が多いおかげで、セミリタイア希望の私にとってはやはり時短派遣で働くのが一番お得に感じます。

派遣で働く場合、派遣会社は複数登録しておくのがオススメですが、その中でも求人数業界ナンバーワンのテンプスタッフは登録必須ですよ!

そもそもあまり働きたくない自由なセミリタイアを目指す私にとって、安定はしてるけど自由度の低い正社員・契約社員で働くメリットはあまり感じられませんでした。

やはり時給が高く、保証もしっかりしてライフワークバランスの取りやすい、派遣で働くのが一番メリットが大きいと感じます。



結論:派遣社員が一番気楽にお得に稼げる!

自由度・給与面・保険面など様々な角度からみても、セミリタイアした場合派遣で働くのが一番自由にお得に稼げるという結論となりました。

唯一のデメリットが「希望している仕事が見つからない場合がある」ですが、派遣会社はたくさんあるため複数登録しておくとその分多く求人情報を得ることができます。

そのためそこまで深刻に考える必要はないと思っています。

「仕事の自動化が進み派遣の仕事がなくなる!」なんてことも言われていますが、少子化が進んでる今、人手が足りない仕事も多く、Uberの配達員など新しい仕事もどんどん生まれています。

もしセミリタイア生活が続かなくなる危機に陥っても悲観的になる必要はありません。

「少しの間のみフルタイムで働く」という選択肢もあります。

できるだけ自由で柔軟な働き方を選んで、何にも縛られない素敵なセミリタイア生活を過ごせるようにしていきましょう(^^)

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