「人々は自由になりたがらない。支配されることを望んでいる。」
これ、なかなか強烈なメッセージですよね。
最近映画「マトリックス」を観たのですが、単なるSF映画かと思いきや、全く想像と違って良い意味で驚かされました。
先ほどのメッセージも映画マトリックス内のセリフの一つ。
物語には哲学や宗教的な要素がかなり取り込まれていて、ただ単にぼーっと観てるだけじゃ全く理解が追いつかないほど複雑なものでした。
ですがその分メッセージ性が強く深く考察させられる映画で、自分の人生観についても考えさせられました。
「自分」の人生を選ぶも選ばないのも自分

マトリックスはシリーズが1〜4話まであり、「マトリックス1」は単純なSF映画としてただただ楽しめました。
ただ「マトリックス2」から「3・4」と続いて急に話が難しくなり、コンピューターの専門用語や宗教・哲学的な要素もふんだんに盛り込まれています。
一度観ただけじゃ理解できず、何回も巻き戻して観ないといけないくらいに難しい!
言葉の意味を考えながら観ないと、あっという間に物語に置いてけぼりにされてしまいます。
ですがこの難しさが妙におもしろくてハマってしまい、あっという間にマトリックスの虜に!
一度に全部観る予定じゃなかったのですが、面白すぎてマトリックス1〜3話はたったの一日で全て観てしまい、4話の「マトリックス レザレクションズ」は1日に2回も観てしまいました!笑
全話の中でも第4話の「マトリックス レザレクションズ」は一番メッセージ性が強く、セリフ一つ一つの中にたくさんの意味が込められていたように感じます。
マトリックスのあらすじをざっくり説明すると、表面的には「人間vsコンピューターの戦い」です。
人間と意識を持ったコンピューターが戦った末、負けた人間はコンピューターに「栽培」されます。
なぜ栽培されたかというと、戦争によって太陽が雲に覆われエネルギー源を失ったコンピューターが人間から電気を得るため。(人間には微弱な電気が流れている)
栽培されてる間、人間はずっと眠らされていて、「マトリックス」というコンピューターがプログラムで支配している世界で生活しています。
その世界が今の「この現実」。
だけどこの現実に違和感を持つ人間も一定数いて、彼らが真実を知ることを自ら選び、マトリックスから目覚めたその結果…
といった感じで続くストーリーです。(めちゃくちゃザックリ!笑)
今回マトリックス レザレクションズを観て、私が特に印象に残ったのがアナリストの言葉。
- 「誰もが羊(言いなり)になりたがってる。」
- 「人々は自由になりたがらない。支配されることを望んでいる。」
これはマトリックス内で生きている人間たちに向けた言葉ですが、現代社会そのものにも当てはまると感じました。
私たちは「自由になりたい」と口では言いますが、本当に心の底からそう思ってるのでしょうか。
実際はアナリストの言葉通り、
「自由に生きるより、世間の価値観に支配され、流されながら生きた方が本当はラク」
だと思ってる人が多いように感じました。
マトリックス内で生きてる多くの人間は、コンピューターに支配されているのにその違和感に気づくことがありません。
ですが、私たちも同じく世間の価値観に染まって生きているので、違和感を違和感だと気づけないことも多い。
この当たり前とされている違和感に気づき、自由に生きることを「自分で選択」すれば、誰でも「自分の人生(現実)」を生きるチャンスが生まれるのに、選ばない人間の方がこの世の中多い。
マトリックスは映画の中のただの物語でなく、ある意味現代社会を写しているのかも知れません。
「本当に自由になりたい(現実を生きたい)のなら、自分の思うがまま、自分の生きたい道を選ぶことが大切」
と、強く言われたような気がします。
自分で選び続ける人生でありたい
一度きりの人生、私は自分の生きたい人生を今後も選び続けていきたいと思います。
マトリックス本当におもしろかったので観たことない方はぜひ観てみてください(^^)
アマプラビデオに「マトリックス1〜3話」があるので会員の方は無料で観ることができます!
「4話」はアマプラビデオだと399円でレンタルできますが、U-NEXT会員だと無料で観れます。(U-NEXT初めての方は「1ヶ月無料で600コイン」が貰えるのでタダ鑑賞できる)
ちなみにマトリックスを見る場合は1話から順番に観るのがおすすめです。
内容が難しいから途中から観てもチンプンカンプンで終わってしまう可能性の方が高いので…(^_^;)
続きとしてマトリックス5話もやってほしいな〜。
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