「平日」と「休日」の体感時間差が大きく異なる理由と解決法


物理的には同じ時間でも、「平日」と「休日」この両者で感じる体感時間は全く違いますよね。

「どうしてこんなにも違いが生じるのか?」

気になって調べたところ、ちゃんとした理由がありました。

以下では、

  • 平日・休日の体感時間差が大きく異なる理由
  • 休日の体感時間を伸ばす方法

について紹介していきます。

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どうして「平日は長く」「休日は短く」感じるのか

いきなりですが、まずは以下の15秒動画をご覧ください。

2つの映像が出てきましたが、①番と②番どちらの映像が長く感じましたか?

おそらく多くの人は、ドリブル回数の多かった「②番目の映像」の方が長く感じたのではないかと思います。

でも実はこれ、どちらも同じ4秒の動画なんです!

1番目の映像は出来事(=ドリブルの数)は1回だけ、そして2番目の映像は出来事が何回も起こっていますよね。
このように、物理的には同じ時間でも、私たちの心的な時間は、認識される出来事が多いと長くなり、少ないと短くなるんです!

土日の体感時間を“1週間”に延ばせる!? 目からウロコの「時間の長さコントロール法」
  • 「認識する出来事が多い」→体感時間が長く感じる
  • 「認識する出来事が少ない」→体感時間が短く感じる

どうやらこれが、私たちが「平日は長く」「休日は短く」感じてしまう理由のようです。

時間の感じ方は「脳の処理時間」が関係している

脳神経科学者のデイヴィッド・イーグルマン氏の研究では、

「脳が情報を処理する時間」によって、「体感時間が異なる」とも発表がされています。

新しい情報をたくさん受けとると、脳が処理し終えるまでに少し時間がかかります。
そして、この処理に時間がかかるほど、時が長くなったように感じるのです。

脳の仕組みを知れば、1日を24時間以上に延ばすことだってできる

子供は大人と比べて、知らないこと・新しい体験をすることが多いです。

なので、子供は脳の処理に多く時間が必要なため、体感時間がとても長く感じるとのこと。

一方大人は歳を重ねるにつれ、脳が以前に処理したことのある情報に触れるケースが多いです。

物理的には時間は同じはずなのに、歳を重ねれば重ねるほど時間が早く過ぎてしまう現象は、子供の頃のように脳の処理に時間を要する必要がないため起こっているよう。

確かに時間が早く感じたり遅く感じたりする識別は脳がしてるわけなので、これはなかなか面白い研究だと思いました。

脳がそれほど多くの情報を処理する必要がない場合は、時の流れが速く感じられ、同じ長さの時間でも、いつもより短く「感じる」ことになります。
こうした現象は、なじみのある情報を多く受け取っている時に起こります。
以前にも処理したことがある情報であれば、脳が一生懸命に働く必要がないので、時間が速く流れるというわけです。

脳の仕組みを知れば、1日を24時間以上に延ばすことだってできる



休日の体感時間を伸ばすには?

これらの情報を整理すると、体感時間を伸ばすにはどうすればいいか想像がつくかと思います。

最初に見たバスケットボールの動画では、

「認識する出来事が多い」→体感時間が長く感じる。

脳神経科学者の研究では、

脳が情報を処理する時間によって、体感時間が異なる。

とありました。

…と言うことは、初めての体験・出来事を増やし、何か新しいことを学んだりチャレンジすれば、物理的に同じ時間であっても、(体感)時間を伸ばすことができると言うこと。

ちなみに、毎回新しいことに挑戦しなくても、今やっていることについて様々な角度から物事を捉えてみたり、考えたりすることでも体感時間は伸びるようです。

どうせ過ごすなら、「気づいたら夜になってた…」と言う休日を過ごすより、何か新しいことをして長く充実した休日を過ごしたいものですね(^^)

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